1596年〜1650年
フランス
プラトン以降、人間は真理を見つける事に励んだが、そう簡単に見つからなかった。
キリスト教が普及した流れもあり、そこで、「人間は理性だけでは、真理に到達出来ません。真理に到達するためには神の信仰が必要です。」と言う方向に進んでしまう。
だがその後、ルネサンスや宗教改革が起こり、信仰から理性を重視する時代になり、真理を探求するようになる。
そこで現れたのが、デカルト。
デカルトは数学と同じように、哲学も基礎となる第一の定理を作り、そこから発展させる必要性があると考えた。
第一の定理は、誰もが認めざる得ない確実な事にすることを考え、全ての事を疑い、見出した。
それが「我思うゆえに我有り」である。